医院名 |
---|
板井クリニック |
院長 |
板井 茂行 |
住所 |
〒422-8006 静岡県静岡市駿河区曲金7-7-19 |
電話番号 |
054-282-5525 |
当院では、鼻から細い内視鏡を入れる「経鼻内視鏡」を用いて患者さんの負担を可能な限り軽減した内視鏡検査を行なっております。
従来の内視鏡と比較して大幅にストレスを軽減させることが特徴です。
内視鏡による検査は今や胃などの消化器官を検査する最も有効な検査方法です。
消化器官に不安のある方は一度内視鏡検査を受けていただくことをお勧めします。
正式には、大腸内視鏡装置と呼び、基本的には通常の内視鏡(胃カメラ)と同じですが、電子スコープを肛門から直腸に挿入して検査を行ないます。
これら胃カメラにも言えることですが、検査中にポリープやがんなど疑わしい箇所があった場合は、その場で切除手術を行なったり、組織の一部を採取し内視鏡検査後、顕微鏡などで再検査を行なう場合があります。
日本のがんによる死亡の上位におかれているのが【胃がん】です。
しかし、最近の日本における胃がんによる死亡数は年々減少傾向にあります。
これは、胃がんにかかる人が減ったのではなく、主に内視鏡検査などによる早期発見のケースが増えてきたものと考えられます。
内視鏡装置によって検査及び、手術にもその技術が応用され、患者さんに負担の少ない手術も行なえるようになってきました。
胃ポリープとは、胃の中の細胞が異常増殖して、きのこ状の突起物のことです。
特に自覚症状はありませんが、ほうっておくと大きくなり、出血、胃の痛み、吐き気、貧血等の症状が出てきます。
X線検査や内視鏡検査によって発見することができ、悪性のものである場合は治療が必要です。
小さなものであれば最初は経過をみますが、約2センチ以上のものは内視鏡的治療により切除します。
胃潰瘍とは、胃自らが出している胃酸によって胃の内壁が溶け、胃に穴が開いてしまう病気です。
症状としては、胃痛、胸焼け、食欲不振、吐血、血便等が見られます。
本来胃の内壁は、粘膜によって胃酸から保護されていますが、ストレスや不規則な生活習慣、その他食生活の乱れなどで、胃の中のバランスが崩れてしまいます。
その結果、粘膜が薄くなり胃の内壁が溶け穴が空いてしまいます。
治療法は様々だが、最近では、内視鏡を用いた内科的治療や投薬による治療が増えています。
胃のポリープとは違い、大腸にできるポリープの過半数は、がんになりやすいポリープです。
肛門の上の直腸やそのさらに上部のS状結腸でもっともできやすいです。胃のポリープと同様に、初期は無症状ですが、大きくなってくると腸の内容物がポリープに触れ、傷ついて出血する場合があります。
また、一度に大量のポリープができる場合もあり注意が必要です。主に大腸内視鏡による検査が最近では一般的になりつつあります。
胃のポリープに比べて発がんしやすいため、定期的な検査が必要です。
原因としては、食生活の欧米化(肉中心の食事、糖分の過剰摂取、食物繊維の不足など)による大腸への負担が挙げられます。不安な方は、定期的な検診と食生活の見直しをお薦めします。